美味しんぼを読んでみたいけど
「巻数が多すぎて読むのに時間がかかりすぎる」と
お悩みの方は多いのではないでしょうか。

そんな令和な人におすすめなのが、
本ブログの美味しんぼまとめです。

各回のまとめを覚えれば時間短縮はもちろん、
日常生活でするりと美味しんぼの名言を
活用することが可能になります。
もっと効率よく美味しんぼから蘊蓄を吸収したい方や、
大昔に美味しんぼを読んで記憶を取り戻したい方は
ぜひ参考にしてください。

今日覚えたい美味しんぼ


ロックとポップスは単調な音楽であること

高度な音楽であるジャズに若者も気づいたこと

ウイスキーの分量は指でオーダーすること

要点は抑えましたね、さあ行きましょう。

物語冒頭

ついにきましたSALT PEANUITS回
数ある美味しんぼの中でも私が特に好きな回です
 
ジャズ人気が復活しかけている本作内
登場人物は山岡、栗田、三谷、花村、三村の4人
中でも山岡と三村はジャズ全盛期に片足をつっこんだ
ジャズ信者です
まず下の絵を見てください
この山岡の発言に全面Agreeの三村
そう、本会は思想が強い

これこそが美味しんぼの本懐よ
これを楽しめるかどうかで
美味しんぼを楽しめるかどうかが決まります

出典:『美味しん』原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
8巻3話より


単調な響きのロックとかポップスしか聞いたことのない若い衆には
耳新しく聞こえる・・・これこれ、これだよ山岡 お前を待ってた
これに意気投合する三村
三村まさかおまえも過激派・・・
それもそのはず、若かりし頃同じジャズバーに通い詰める同好の士
であることが分かった二人
まだ日は高い・・・いざ行こう渋谷へ・・・
「JAZZ BAR SALT PEANUTS」へ・・・!!!

我らが青春 ソルトピーナッツ

久々に訪れたソルトピーナッツ
店はまだ存続していたものの、昔のような活気はない
しかしそこには紛れもなく、昔と変わらないオヤジが待っていた
山岡、三村 久しぶりじゃないか、と
数年ぶりの来訪にも関わらずマスターのオヤジは快く迎え入れる
多くを語らず注文を受ける 
「ストレートだね、二人とも」



出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
8巻3話より

このやりとり、粋をしか言わざるを得ない
何なんだ、このスピード感 
まるで朝市のセリそのもの。

意味が分からず唖然とするご婦人方
それもそのはず
指の数は底面からウイスキーを淹れる量を意味する
暗黙の了解

おいおいお嬢ちゃんたち
これもわからないならミルクでもオーダーしたらどうだい?
そう言わんばかりの男の世界に足を踏み入れるのであった

酒のオーダーと共にお待ちっと小気味いい威勢で
提供されるスターターのつまみ
それこそが、そうこの店の名物SALT PENANUTSであった

特別なことなんてない 手際と無農薬が秘訣さ

ウィスキーと飲みながらつまむソルトピーナッツの手が止まらない
一体この秘密は何なのか
マスターは快く作るところを見せて言う
美味しい秘密なんて何もないよ
そんなことを言いながら突如始まる農薬ヘイトです。
これがたまらない これこそが美味しんぼ
若者の音楽ディスから突如始まる無農薬ヘイトです。
これを幼少期に見せられた私の身にもなってください



出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
8巻3話より

考えてもごらんよ、虫を殺したりほかの草を殺したりする薬が
農作物には何の影響も与えなんてはずがあるもんかい
はい、ここです。
このセリフをどう読むかで
あなたと美味しんぼの付き合い方が決まります
私は多くを語りませんので、みなさんの感性に委ねます
繰り返して言いますが、私の幼少期はこれです。

しかし話はまだこれには終わりません。
しかしなんでソルトピーナッツなんですか、
バターピーナッツと何が違うの?と
パンピー丸出しの栗田が質問します。
まあ若手だから勘弁してやるか
俺たちのホームで無礼は許さないぜと言わんばかりに
山岡が堰を切ったように蘊蓄を始めます
待ってました、俺が一番好きな山岡はこれだよ



出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
8巻3話より

もうマスター頼んでもないのに名盤取り出してるじゃん
これだよ、これ。
趣味の世界 同好の士の阿吽の呼吸
俺はこれを見たくて美味しんぼを見ている


しかし・・・楽しい話ばかりではないのが今作・・・

俺たちの夢の跡

わかっていた・・・
ジャズブーム再燃といえども店に泣いている閑古鳥
わかっていた
こんなに熱く語っても自分自身何年も通っていない現実
Jazzが直面しているのは今ここだと・・。

徐に実は店を閉めるんだ、とマスター
・・・・ここからがこの回の本番です


出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
8巻3話より
私は・・・LEFT ALONEなのさ・・・・
ルビまでご丁寧に「一人残されて」なのさ・・・
突如始まる隠語・・・
ここからは私が説明するより有識者のページを紹介します。
そう、これらは全てジャズの定番、スタンダードのタイトルを介した
男たちの世界の始まりです。

ここからが今作の本番
本当にこの回は大好き 趣味の世界とは何かを如実に表している
それに対してのやり取りがこれ
 

出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
8巻3話より
 
言われてみれば・・・
I Should care(ずいぶん気にはなっていたん)だけど・・・
こんなルビ打ってる漫画見たことないぞ
ハンターハンターですらついていけないこの意訳
俺たちはどこへ行こうとしているのか

しかしマスターは咎めるまでもなく
SOMETHING ELSE(何か)が足りなかったんだ・・・

わかるやつだけわかる会話・・・絶対栗田花村おいてけぼり
そして最後にマスター
一気に決めにかかります
絶対言いたくて言ってるだろ



出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
8巻3話より

もういいよマスター
今日はあなたに俺の筆を任せる
 

こんな世界、令和にどこまで響くのか・・・・



そして栗田からこの店を復興させるために
山岡は奔走するのであった