漫画レビュー

【美味しんぼ】ボクサーの苦しみ(前編)

美味しんぼを読んでみたいけど
「巻数が多すぎて読むのに時間がかかりすぎる」と
お悩みの方は多いのではないでしょうか。

そんな令和な人におすすめなのが、
本ブログの美味しんぼまとめです。

各回のまとめを覚えれば時間短縮はもちろん、
日常生活でするりと美味しんぼの名言を
活用することが可能になります。
もっと効率よく美味しんぼから蘊蓄を吸収したい方や、
大昔に美味しんぼを読んで記憶を取り戻したい方は
ぜひ参考にしてください。

今日覚えたい美味しんぼ


ボクシングは何が起こるかわからないこと

結婚は一種のギャンブルであること

ボクサーの減量は人を狂わせること

要点は抑えましたね、さあ行きましょう。

物語冒頭

美味しんぼ始まって以来の前後編回。
荒川さん、ついに田畑さんへの思いを伝えるべく
プロポーズを決意します。
しかし、その切っ掛けが掴めず山岡と栗田へ相談する

そんな話、結婚したことないやつに相談するなよ・・・
当然、無責任山岡
近日行われるボクシング世界戦 
最強王者 勝村が防衛成功したらプロポーズでいいんじゃない
と、めちゃくちゃな理論から物語は始まります。

出典:『美味しん』原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻8話より

が・・・勝村 敗れる

最強王者 勝村
終始優勢で追い込んでいたが、カウンターアッパー一発

勝村が勝つ 誰もがそう思っていた
荒川さんも意識が飛んでます


出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻8話より

余りにも意気消沈する荒川さんを見た東西新聞一行
翌日、田畑さんへ事の真相をゲロします。
いや、普通にこの流れになってるけど
本人のいないところでこれはまずいでしょ。

しかし田畑さんもまんざらでもなく
本人も結婚の意思はある 
でもその踏ん切りがつかないと自分の気持ちも吐露します。
そこで田畑も同様に
今、一番世界チャンピオンに近い日本人の試合で
勝利したら結婚を受ける、と宣言します。
おいおい大丈夫か この二人


出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻8話より

スーパールーキー矢沢 その実力は

田畑さんの思いを受け取った荒川さん
次の世界戦を控えたスーパールーキー矢沢
彼とは昔から親交があるため、
応援にいこうと提案し、ジムを訪れます。
しかし、そこにいたのは
とても世界戦を控える選手の仕上がりではない
矢沢の姿がありました。


出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻8話より

矢沢の年齢は22歳前後
初めての世界戦という緊張と
試合に向けた減量苦から
中々体がついてきません

こちとら結婚がかかってるんじゃ
と、勝手な思いも入り混じる中
荒川さんは気分転換に食事へ誘います。

まずい減量食にモチベも何も上がらない

矢沢、誰にも言えない胸中を告白します。
ボクサーなのに減量に耐えられない
減量食は味も薄く、基本は野菜と
この時代のボクシングと栄養学の背景が透けて見えます。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻8話より
世界戦が控えている矢沢
世界戦の結果次第で結婚が決まる荒川 田畑

食べ物のことなら山岡さん なんとかしてあげて
と、いつもの世界戦へ突入させる栗田の一言
それに畳みかける東西新聞メンバー
いつも偉そうに料理のことに口出してるんだから
なんとかしろと、無理難題を突き付けます。

これには山岡も・・・

出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻8話より

うまい料理のことなら任せろの山岡も
うまい = カロリーが高いという大前提の前に
頭を悩ませます。
次回、山岡の秘策とは・・・?