美味しんぼを読んでみたいけど
「巻数が多すぎて読むのに時間がかかりすぎる」と
お悩みの方は多いのではないでしょうか。
そんな令和な人におすすめなのが、
本ブログの美味しんぼまとめです。
各回のまとめを覚えれば時間短縮はもちろん、
日常生活でするりと美味しんぼの名言を
活用することが可能になります。
もっと効率よく美味しんぼから蘊蓄を吸収したい方や、
大昔に美味しんぼを読んで記憶を取り戻したい方は
ぜひ参考にしてください。
要点は抑えましたね、さあ行きましょう。
物語冒頭
のっけの電車から自称釣り師の洗礼を浴びることになります。
服装や装備からとても鯛を釣る恰好じゃないと煽る自称玄人たち。
出典:『美味しん』原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻6話より
そして突如始まる自称釣り師たちの道具自慢
おまえの給料どころがボーナスでも買えないと
頼んでもいないのに電車内で竿を広げる釣り師。
のっけからいい感じの俗物の登場、これは期待できます。
出典:『美味しん』原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻6話より
魚のことがわからぬ山猿たち
宿につく東西新聞社一同、
しかし自称釣り師たちにまたもや遭遇
この地区にはここしか旅館はないのか、
なんと同じ宿、
そして同じ船で明日出航することがわかります。
面白くない中、気を取り直して
旅館の近くに磯料理屋で仕切りなおす一行。
しかしまたもや自称釣り師たちと遭遇。
ここまでくるともう相思相愛、
今回は覚悟を決めるしかない。
明日の前祝に鯛の造りを注文。
しかし鯛の活け造りをみた山岡、あることに気づきます。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻6話より
しかし鯛の異変に気付いているのは山岡のみ
東西新聞社一同もうまいはうまいが、
鯛というよりハマチのような脂の乗り・・・に
なにか疑問を呈す模様。
しかしながら当然のこと、
自称釣り師たちは気づかずうまいうまいと食します。
ついに、山岡が噛みついた。
出典:『美味しん』原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻6話より
さすが山猿だ、
鯛のことなんてわかってないから
そんなことが言えるんだな
明日同じ船に乗るらしいな、ちょうどいい
口で言ってもわからないだろうから
目の前で見せてやる
と殺し文句を発動
勝負は翌朝に持ち越されることに。
鯛は深海の生き物
翌朝、いざ出陣という中、
自称釣り師達はなんのことはない、
飲みすぎで釣りどころではない模様。
お前ら、釣りに来ずに駅前で飲んでたらよかったんじゃないか
そんな中、レンタル竿で奮闘する栗田に大きな引きが来ます。
一度はバラしてしまうものの、
山岡は心配ない、本物の鯛ならもうすぐだと水面を眺めます。
するとそこには海面に浮きあがる鯛の姿が。
鯛は深海の生き物
急に浅瀬に引き上げられたら浮袋が水圧で膨らんでしまい
勝手に浮き上がってしまうのだと山岡は説きます。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻6話より
結局、釣果は栗田の一匹のみ
山岡は帰る足で養殖場の鯛も一匹欲しいと船頭に告げます。
天然と養殖の鯛の違いとは一体・・・。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻6話より
血肉になるのは食べたもので構成される
それはまず第一に色でした。
深海に潜む鯛は日光の当たりづらい奥深くで生活する一方、
養殖の鯛は浅瀬で飼育されるためどうしても
日光の紫外線に当たる時間が多い
そのため、自然と養殖の鯛は日焼けしてしまうのだと
山岡は説明します。
天然の鯛と養殖の鯛では餌が違う
餌が違えば味が違う
なぜなら魚の味は餌で決まるからだと畳みかけます
ハマチのような脂の乗った飼料で育てば
ハマチと同じ味と匂いになるのは当然だ。
この話を聞いた自称釣り師たちは一転改心出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
7巻6話より
昨日の行いを謝罪し大円団となります。
食べたものでしか血肉にならない
これは魚に限らず人間でも同じ
美味しんぼの食の根源を問いかける話でした