美味しんぼを読んでみたいけど
「巻数が多すぎて読むのに時間がかかりすぎる」と
お悩みの方は多いのではないでしょうか。
そんな令和な人におすすめなのが、
本ブログの美味しんぼまとめです。
各回のまとめを覚えれば時間短縮はもちろん、
日常生活でするりと美味しんぼの名言を
活用することが可能になります。
もっと効率よく美味しんぼから蘊蓄を吸収したい方や、
大昔に美味しんぼを読んで記憶を取り戻したい方は
ぜひ参考にしてください。
要点は抑えましたね、さあ行きましょう。
物語冒頭
話は大原社主が懇意にしている広告会社の会長の遠縁に
あたる女性のお見合い相手を探すところから始まります。
義理立てのため、困った大原社主は業務命令と称して
山岡を義理でお見合いするよう指示します。
(なんちゅー会社だ)
渋々引き受けるも山岡、
当日は煽るように酒を飲み食い散らかすもなんとか業務終了。
当然盛り上がるはずもなく・・・。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
5巻7話より
「飲まずにはいられない山岡」
悲しい過去をもつ女
会食解散後、
お見合い相手の女性 昭子へ謝罪をするため喫茶店へ。
そこで山岡は義理立てでお見合いを承諾したものの、
偽りのお見合いをしている自分が許せず
粗雑な態度をとっていたことを詫びます。
山岡、こういうところをサラッとできるところに
育ちが出ていますね。
そんな折、喫茶店に突如現れた男から
いきなり暴言を罵られる昭子。
なんてひどい趣味だ、じゃない。なんてひどい男だ。
初回登場でここまでひどいキャラクターは
今のところ彼が1番ではないでしょうか。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
5巻7話より
しかし話を聞くと、
この男服飾デザイナーの広田といいかつての
昭子の婚約者であることを告げます。
いや、だからといってあの暴言は
それで許されるものではないだろう。
山岡も同様に、かつての婚約所を人前で侮辱するなんて
男じゃないと切って返します。
山岡、かっこよすぎる・・・・
一旦は店を後にして難を逃れるものの、
どうやら昭子も広田をいまだに愛しており
今回のお見合いも義理立てだったことを告白します。
いまだに広田を愛しているにも関わらず
自分から婚約を破棄する・・・・この女一体・・・
翌日、東西新聞社に山岡宛の来客と聞いて伺うと、
なんと例のデザイナー広田が。
初回登場時の覇気のある顔つきとは
うって変わって何やら好青年の装い。
そして広田は山岡に先日の非礼を詫びるも
なぜ自分が婚約を破棄されたのか理由を聞いていない
ことから、昭子へ婚約破棄の理由を聞いてほしいと
懇願します。
山岡はこれを受け、
単刀直入に昭子にこの旨を聞くこととしました。
そしてその結果、
昭子は自分の体にコンプレックスがあること、
そして過去に広田が軽い気持ちでデブに似合う服は
デザインできないと発言していたことを
ずっと引け目に感じていたことを吐露します。
その話を受け、広田に事実を伝える山岡と栗田。
広田はこの言葉を受け、
自分の浅はかさに気づきどうすれば
自分の本心を伝えられるのか、
過去の過ちに頭を抱えます。
山岡は広田と昭子の間を取り持つため、
昭子と食事に誘います。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
5巻7話より
明かされる 体重が落ちない衝撃の真実
昭子はダイエット目的にサラダばかり
日常的に食していることを伝えます。
が、山岡はダイエット失敗の原因であることを言及します。
これには栗田もどこで勉強してきたのか、
それらしい言葉を並べて山岡に反論します。
これに山岡はビニールハウス栽培の野菜の栄養価の低下から
全くヘルシーでないことを告げます。
ビニールハウス栽培を突然ディスりだす山岡・・・。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
5巻7話より
そしてドレッシングに対しても強く批判します。
ドレッシングに使っている油が粗悪では
健康的ではないし、なによりどんな油を使っていても
作り置きして酸化したドレッシングでは
人体に有害だと説きます。
そして極めつけが塩。
昭子はドレッシングの上から更に塩を
日常的にかけていましたが、
ドレッシングの塩分と重なり
塩分だけ異常に摂取過多であり、
それが一因として
肥満の原因になっているのではと推測します。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
5巻7話より
本当の野菜なら、ドレッシングなんかかけない方がうまいぜ。
サラダには何かかけるという
固定概念も考え直す必要があるんじゃないのかな。
と締めます。
男 広田 自身の命と引き換えにプロポーズ
食事の考えを改めダイエットを再度誓う昭子、
するとそこに颯爽と現れた広田。
男広田の一世一代のセリフが炸裂します。
このセリフ、
結構好きで「~なかったら僕は首を吊るよ」は
個人的に結構ツボでよく私生活で使います。
誰も気づいてくれませんが・・・。
かくして食事を見直すことを決心した昭子
自分の思いを正しく伝えられた広田。
二人の思いは交差し改めて婚約へ向けて
話は進んでいくのでした。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
5巻7話より