美味しんぼを読んでみたいけど
「巻数が多すぎて読むのに時間がかかりすぎる」と
お悩みの方は多いのではないでしょうか。
そんな令和な人におすすめなのが、
本ブログの美味しんぼまとめです。
各回のまとめを覚えれば時間短縮はもちろん、
日常生活でするりと美味しんぼの名言を
活用することが可能になります。
もっと効率よく美味しんぼから蘊蓄を吸収したい方や、
大昔に美味しんぼを読んで記憶を取り戻したい方は
ぜひ参考にしてください。
要点は抑えましたね、さあ行きましょう。
物語冒頭
相撲観戦をした東西新聞社メンバー一行、
観戦後に小腹が空いたということで
山岡いきつけのうどん屋へ向かうことにしました。
しかし、山岡 入店前から妙な雰囲気を察します。
中に入ると店内はガラガラ、
掃除も行き届いてないようで
店主のおやじがやせ細っていました。
そしてなによりうどんを作るのも久々だと言います・・。
なにやら事件の匂いがしてきます。
店主のオヤジはうどんの作り方を見せると張り切り、
足踏み製法を披露して見せます。
山岡の薀蓄がここでも光ります。
小麦粉は水と塩を加えて練ると
グリアジンとグリテニンというたんぱく質が
結合してグルテンになる、
このグルテンを如何に生成するかが
うどんのおいしさの秘訣だと言います。
そのため練れば練るほど・・・
踏めば踏むほどうまくなるという理論です。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
4巻6話より
「素人にはわからないよな、と業界風を吹かせるオヤジ」
暴力団に目をつけられた飲食店の末路
そんな要領で期待膨らむうどん・・・が、
そこに現れたのは客ではなく暴力団御一行様でした。
この暴力団ご一行、
近くに事務所を構えてからというもの
代わる代わるこのうどん屋を根城に好き放題、
これが現況で客足は遠のく一方というものでした。
そして山岡含め女性陣にもからむ暴力団様ご一行。
この窮地を救うべく男、山岡 動きます。
山岡はうどん屋には必ずおいてある一味を手中に隠し、
隙を見ての目つぶし
これは相当うどん屋での戦いに手慣れています。
山岡とは果たして一体何者なのか・・・・。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
4巻6話より
そんな帰り際、夜はまだまだ終わりません。
橋の上で投身自殺しようとする力士を発見してしまい、
介抱するに至ります。
この力士、ちゃんこ鍋には定評のあるものの
力士として芽が出ず廃業を決意したところでした。
窮地を救った山岡は、
自殺を思いとどまらせるためにも一度食事にと、
東西新聞社の玄関口で次の日待合せます。
しかしそこには男たちの運命の出会いが待っていました。
偶然そこには谷村部長の友人で柔道重量級の大山、
そして前原運動部長の友人
プロレスラーの大馬も昼食に出かけるところでした。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
4巻6話より
図らずとも重量級三銃士がそろい踏みます。
プロスポーツの第2の人生
どうやら3人とも現役を引退して次の職を探す
必要があることを知ります。
点と点が繋がりだし山岡はあることを提案します。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
4巻6話より
やはり、プロスポーツ それも格闘技は体が資本
どんなに気を付けてもケガはつきもの・・・
結果を出せているうちはいいものの
落ち目のときの扱いといったら・・・
社会人実業団にもなるとなおさら、
この窮地に山岡、再び動きます。
路上で格闘技はいけない
それから数日後、
場面はうどん 力屋に転換します。
相変わらず現れる暴力団様ご一行。
相変わらずのやりたい放題です。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
4巻6話より
しかし、今日はどうやら役者が違いました。
出てきたのはうどん屋のオヤジではなく、
重量級三銃士
そう、彼らは持ち前の腕力でうどんを練る職人の傍ら、
用心棒としてうどん屋で見事な転生を果たしていました。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
4巻6話より
アイアンクロー、肩車、プロレス喧嘩殺法
もうとんでもないオンパレードです。
私も個人的に格闘技が結構好きなのですが、
特にやばいのがこの柔道の肩車です。
既に柔道の世界でも今は反則技に指定されていて、
たぶんこのレベルで炸裂すると2m近いところから
受け身を捕れずにコンクリに打ち付けることに
なるため五体不満足の可能性が非常に高い技です。
暴力団に人権なし、といったところでしょうか。
怖すぎる競技者たち。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
4巻6話より
こうして暴力団様ご一行を退けた
うどん 力屋は三銃士を雇い入れます。
それから三銃士はうどん屋として剛腕を発揮し
グルテンを生成する道を歩み始めるのでした。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
4巻6話より
やっぱり最終的には力こそパワー、というのがよくわかる話ですね。