美味しんぼを読んでみたいけど
「巻数が多すぎて読むのに時間がかかりすぎる」と
お悩みの方は多いのではないでしょうか。
そんな令和な人におすすめなのが、
本ブログの美味しんぼまとめです。
各回のまとめを覚えれば時間短縮はもちろん、
日常生活でするりと美味しんぼの名言を
活用することが可能になります。
もっと効率よく美味しんぼから蘊蓄を吸収したい方や、
大昔に美味しんぼを読んで記憶を取り戻したい方は
ぜひ参考にしてください。
要点は抑えましたね、さあ行きましょう。
物語冒頭
記念すべき美味しんぼ第1話。
東西新聞社に新人で入社した栗田ゆう子
彼女の日課は誰よりも先に出社し部屋の整理をすること。
ザ・昭和の新人を絵にかいたような栗田は
酔いつぶれて社屋で寝ていた山岡とファーストコンタクトとなります。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
1巻1話より
ある日業務命令により昼食会で料亭に出向くことになります。
そこで東西新聞社100年事業企画遂行のため鋭敏な舌を持つ社員を募る、という
ふるいにかけられることとなります。
利き酒ならぬ利き水と利き豆腐
試験に用意されたものは3つのコップと3つの豆腐。
水はそれぞれ、
「水道水」、
「料亭の井戸水」、
「丹沢の山奥の湧き水」
豆腐は、
「スーパーの豆腐」、
「上野の有名な豆腐屋の豆腐」、
「京都の有名な豆腐屋の豆腐」
であり、
それぞれ水と豆腐の味を見分けられるかというものでした。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
1巻1話より
山岡 この男 鋭敏につき
一同に集められた社員の回答は悉く不正解の中、
唯2名だけ全問正解者が現れます。
それは新入社員の栗田ゆう子とグータラ社員の山岡でした。
栗田は全問正解の理由として水については水道水のカルキ、
料亭の立地から井戸水の塩気を導き出しました。
豆腐については明確な理由はなく、
若干の風味の誤差であてずっぽうの回答でした。
豆腐の違いを求められた山岡は一言、
「ワインと豆腐に旅させちゃいけない」と言い放ちます。
その真意は、スーパーの豆腐は風味もなく論外で、
残り二つは良い水と国産の大豆を使って味に差異は
そこまでなく、
唯一の違いは豆腐を作ってからの時間経過による
風味の劣化であることを指摘しました。
この男一体・・・。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
1巻1話より
究極のメニューとは
試験も終わりを迎えた頃、東西新聞社大原社主が登場し、
100周年事業としてあらゆる国の美食が集まる国日本で、
後世に残る文化遺産としてのメニュー、
「究極のメニュー」を考案することを
栗田、そして山岡へ命じるのです。
出典:『美味しんぼ』
原作:雁屋哲・作画:花咲アキラ
1巻1話より
人類文化の極致として最高のメニューを追及する道がここから始まります。